家の鍵を一歩さきゆく電子錠にしたい!と思い、検索してみたはいいものの、種類が多くて決められない!
電子錠は国内製品のみならず、海外製品も広く普及しています。インターネットにより海外製品も取り寄せられる時代ですので、ほんとうに数が多くて困ります。ですが出来れば、すぐに壊れてしまうイメージとサポートに時間がかかる海外製よりも、国内ブランドのものが良いと思いませんか?
かつ、本当にシンプルにリモコンキーで開けるだけでいい。
複雑な機能なんていらないんだ!
でもオートロックをつけたい!
そんな要望に応えてくれるのが「Honda Lockのeasylock」です。
あの車メーカーでおなじみのHONDAの子会社で、スマートエントリーなどを開発するキーロックメーカーですので、安心感があります。
ではeasylockのオススメポイントを含めてご紹介していきます。
住宅用の後から取り付けられる電子錠タイプの多くは、テンキー式、カードキー式、また最近ではスマートフォンと連動、防犯アラーム付き、遠隔操作可能といった機能がたくさんあります。もちろんそれらにはメリットもあるのですが、シンプルに鍵をリモコンにしたいといった方には要らない機能でもあります。
easylockはそんな不要な機能を取り除いたシンプルなリモコンキーなのです。
easylockの主な特徴は、鍵をリモコンにできること。
そしてオートロック機能です。
この2点です。
非常にシンプルです。
またリモコンキーも車のスマートキーと同じ作りになっているため、開ける・閉めるボタンの2つだけ。少し離れた位置からボタンを押すだけですので、アプリを起動したり、玄関のドア前まで来てから鍵をタッチする必要はありません。
加えてオートロック機能付き。リモコンキーで開け閉めした時だけオートロック機能が作動します。もしも家の中からリモコンキーを持たずに出たとしても、オートロックは作動しないので閉め出されるリスクは減るでしょう。リモコンキーを使って鍵を開けて家の中に入るとオートロック機能は作動します。またはリモコンキーを使って鍵を開けて外に出た場合もオートロック機能が作動します。使い方を理解しうまく活用してください。
また、オートロックはいらない!リモコンで開けられたらそれでいいといった場合も安心です。オートロック機能はON/OFFモードで切り替えられるそうです。
またeasylockなら、鍵穴は変わらないという点が重要なポイントです。
電子錠の多くは、鍵穴をテンキーに変えたり、タッチ式のカードリーダーを取り付けることになるのですが、easylockは鍵穴はそのまま使うことができます。
新たに別の鍵をつけるわけではないので、リモコンでも鍵でもどちらでも開けることができます。
もし賃貸だったら、外側の鍵穴が変わっていると大家さんに何を言われるかわかりません。ですがeasylockなら、外側は今まで通りの鍵穴ですので問題はなく、賃貸でもリモコンキーが取り入れられます。
その仕組みは、室内側に専用の機器を取り付け、リモコンの電波を受け取ると自動で錠前を動かす(サムターンを回す)ことで鍵が開きます。もちろん今まで通り鍵穴にカギをさして回しても問題なく錠前は動きます。
リモコンの電池が切れても、今まで通り鍵で開けることができるので安心です。
リモコンキーは2種類あり、リモコンケースの中にカギを収納できるタイプと、あとはサブのリモコン単体となります。
サブのリモコン単体は紐やキーケースのリングが通せるように穴が開いていますので、電池切れの際にも開けられるように鍵と一緒にお持ちください。
国内すべての錠前には対応しているわけではないので、錠前の種類を確認して下さい。工具はドライバーとミニドライバーが必要です。
自力で取り付けることはもちろん可能ですが、錠前は取り付け具合が緩いと誤作動しますので慎重な作業が必要となること、また賃貸の場合は部品を元通りに取り付けなおさなければならないため、取り外したサムターンの管理に注意が必要です。ねじ1本紛失すると元に戻せません。
取り付けに不安がある場合は鍵屋さんに依頼して、安全に使えるように設置してもらうといいでしょう。
シンプルにリモコンキーを求める方にはとてもオススメな電子錠です。ですがeasylockができないことと、取り扱いに注意する点はいくつかあります。
その一つに、チャイルドロックがないこと。お子さんはボタンを押すことが好きで、キーケースなどの鍵も好きです。車の鍵の場合は家から離れているので作動しないことが多いですが、家の鍵の場合はリモコンの電波が届いてしまい、ポチポチ押して遊ばれてしまうと、夜中に鍵が開いている状態になってしまうかもしれません。お子さんや、ペットの手の届かない場所に置きましょう。
テンキー式の電子錠の場合、むやみに番号を押された場合ロックがかかる機能があります(※すべての電子錠ではありません)。
リモコンキーだけを紛失したときは、別のリモコンを取り寄せて再登録していただければ前のリモコンは使えなくなるので良いのですが。問題はだいたい鍵とワンセットで持ち歩いているということです。緊急時に備えて鍵は持っていた方がいいですから。
となると、鍵ごとなくした時は鍵穴交換が必要になるでしょう。
そうならないために、鍵をなくしやすいお子さんにはサブリモコンのみを持たせるようにし、電池の減り具合をこまめにチェックするようにします。
テンキー式の電子錠やカードキーの場合は紛失したときにすぐに情報を変更することで対策できるメリットがあります。
もし鍵穴のほうの鍵を紛失した場合でも、テンキー式・カードキー式の錠前が補助錠としての役割をはたすため、鍵交換は不要です。
カードキーと鍵を一緒に紛失してしまった時も、カードキーの情報を変更すれば大丈夫です。
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